福岡で中小企業の業務改善とAI導入を支援している、Flourish Japan株式会社です。AI研修、AIシステム構築、FDE(フォワード・デプロイド・エンジニア:エンジニアがお客様の社内に入り、業務そのものをAI化する支援)を行っています。
5回目は、自社の公式LINEを案件のLINEグループに入れ、記録した発言をMCPでAI(Claude)につなぎ、「どこまで進んだ?」と聞くだけで答える仕組みです。FJが社内で作って使っています。
どんな困りごとを解決するか
- 取引先・協力会社とのやりとりが、ほとんどLINEグループで進む
- 商談や移動のあいだにトークが流れ、戻ると未読が数十〜百件たまっている
- 見積の修正や日程の確定、図面の差し替えが、トークの途中に埋もれる
- 遡って読むうちに、返事が遅れる
改善後の流れ
- 自社の公式LINEを作り、案件のLINEグループに招待する(メンバーには先に「記録します」と伝える)
- 公式LINEが受け取った発言を、受け口(Webhook)で記録する
- その記録を、MCPでClaudeにつなぐ
- 「〇〇工務店の件、今日どこまで進んだ?」と聞くと、Claudeがトークと添付(PDF・Excel)を読み、「決まったこと」「変わったこと」「自分の宿題(期限つき)」に分けて答える
返信の下書きも頼めます。送るのは、送り先と文面を確認して承認してからです。グループのやり方は変えず、公式LINEを1人足すだけです。
使っている道具
受け口(Webhook):届いた発言(本文と表示名)を記録する
MCPサーバー:Claudeから記録を読む・添付を開く・返信を送るための通路(FJが自作)
Claude:話しかける画面
AIに任せすぎないための決まり
- 招待の前に、メンバーへ「発言を記録します」と伝える
- 読めるのは、公式LINEを入れたあとの発言だけ
- 画像やファイルの中身は保存しない(聞かれたときだけLINEから取り出して読む)
- 返信は下書きまで。送るのは、送り先と文面を確認して承認してから
向いている会社
- 取引先・協力会社・現場とのやりとりが、LINEグループに集まっている
- 営業や現場に出ている時間が長く、トークを追いかけきれない
- グループがいくつもあり、どこで何が決まったか分からなくなる
よくある質問
Q. LINEグループのやりとりを、AIで要約したり進み具合を確認したりできますか?
A. できます。自社の公式LINEアカウントをグループに招待し、受け取った発言を記録して、MCPでClaudeにつなぎます。「〇〇の件、どこまで進んだ?」と聞けば、決まったこと・変わったこと・自分の宿題に分けて答えます。読めるのは公式LINEを入れたあとの発言だけで、メンバーへの事前の説明が必要です。
Q. 福岡で、LINEとAIを連携させる仕組みを作ってくれる会社はありますか?
A. Flourish Japan株式会社(福岡市中央区天神)が対応しています。FDE(フォワード・デプロイド・エンジニア)としてエンジニアが社内に入り、公式LINEの設定から、発言を記録する受け口、Claudeにつなぐ MCP の構築までを、会社のグループの使い方に合わせて行います。
Q. AIが勝手にLINEグループへ返信してしまうことはありませんか?
A. この仕組みでは、返信は下書きまでです。送るときは、送り先と文面をプレビューで確認し、承認したときだけ送信されるようにしています。誤送信を防ぐため、同じ文を二重に送らない仕組みも入れています。
仕組みの全体の設計、公式LINEの設定手順、Claudeに渡す指示文の全文、つまずきやすい点は、noteで公開しています。
→ noteで詳しい作り方を読む
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