福岡で中小企業の業務改善とAI導入を支援している、Flourish Japan株式会社です。AI研修、AIシステム構築、FDE(フォワード・デプロイド・エンジニア:エンジニアがお客様の社内に入り、業務そのものをAI化する支援)を行っています。
当社は経理代行を、50社を超えるお客様から継続して受けています。その現場で困っていることから作っている仕組みを、2つ紹介します。
1. 記帳の進み具合を、管理シートに自動で反映する
お客様ごとの銀行・カードの明細を「いつの分まで処理したか」は、担当者が毎月更新する表で管理しています。これを進捗の管理シートに転記する手間をなくす仕組みです。
- 元の表は読むだけで、書き換えない
- IDやパスワードの情報は読み込まない。もし残っていたら処理を止める
- 人が入力する列(確認メモ・担当者・期限)には触らない
- 照合できない行は推測で紐付けず、「未照合」として人に返す
- 反映の前に差分を見せ、人が確認してから適用する
毎月の状態は履歴として残します。現在はテストまで終えた段階です。
2. メールの証憑をfreeeに入れて、仕訳案まで出す
請求書を探してダウンロードし、会計ソフトに入れる作業を減らせるかを、当社のfreeeで検証しました。
- Gmailに届いた添付PDFを、freeeのファイルボックスに入れる
- 本文に請求書のURLしかないメールは、PDFを取りに行って同じように入れる
- 証憑を読み、過去の仕訳を根拠に勘定科目と税区分の案を出す
3つとも動きました。ただし、仕訳の登録までは自動にしないと判断しました。freeeの「自動で経理」で明細を消し込む運用と重なり、二重に計上するおそれがあるためです。自動にするのは証憑の収集までとし、仕訳は人が確認します。
よくある質問
Q. AIで仕訳まで全部自動にできますか?
A. 技術的には登録まで動きますが、当社はおすすめしていません。freeeの明細の消し込みと重なると二重計上になるおそれがあるためです。証憑の収集と仕訳案の作成までをAIに任せ、登録は人が確認する形にしています。
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